リノベーションとリフォームの違い
中古住宅を購入した、あるいは相続した物件に移り住むなど、これまでと暮らす環境がまるごと変わるという場合、移住するにあたって部分リフォームだけでは満足いかないというニーズも多いです。
そんな時は間取りの変更や増築といった比較的規模も大きく工事期間も中長期的に見据えた全面改装、いわゆるリノベーションをします。
そのケースは様々で、既存の建物の構造体のみを残し内装・外装・外構に至るまで改修するフルリフォーム。そのビフォーアフターは新築の建て替えと遜色有りません。
また鉄筋コンクリート造のマンションなども同じく、構造体以外をすべて撤去して間取りから新しく作り替えるスケルトンリフォームや空き店舗を新しいお店に変えたり、個人商店なんかでは店舗を住宅に改修するケースもあります。
リノベーションとはそもそもの動機が一般的なリフォームとは異なります。
それまでと違う使い方をする、つまりコンバージョンを伴うリフォームであり基本的に住む人の家族構成や生活スタイルに由来するため、ヒアリングやプランニングをより綿密に行う事が大切になります。住まい手としてはこれまで暮らしてきたわけではないところへ住むとなると中々生活イメージを明確に持てないという事もありますし、使う材料なども多岐にわたるため決めていく事も非常に多くお客様も時間とエネルギーを使います。
当然費用も部分リフォームと比較にはなりませんし、打合せから始まり完成引き渡しまでの期間も長期間に渡ります。だからこそパートナーとなる業者選びが非常に大切です。
イメージが共有できる、安心できる担当者であること、なにより共にワクワクできるような相手を選ぶことが失敗しない業者選びのコツと言えます。
見積り金額が安いという理由だけで決めてしまうのは要注意と言えます。
KPPKのリノベーション
リフォームと同様、リノベーションで最も優先すべき目的は『完成後の暮らしが豊かである事』です。
そして豊かさという価値観や概念も人それぞれですし、リフォーム・リノベーションは元々あるものを利用しながら行うため、進行中に予想外なこともまま起こります。
だからこそ私たち作り手は従来の技術は勿論、常に新しい知識も必要です。お客様と同じゴールに向け専門家として並走する。そんな存在でありたいと願っております。
ワクワクしながら立てたプラン、段々出来上がっていく様子を共に楽しみながら、完成を一緒になって喜び合える。そんな心の通ったリノベーションを心がけています。